4年前の「第一次低糖質生活」
こんにちは「しょうしょう」です。
HbA1cが過去最高の9.4を記録し、2回目の「低糖質生活」を決意した私。
では、1回目の「低糖質生活」はどうだったのか?きちんと総括しないといけません。“反省と分析”は、仕事においても大事なことですよね、、、
なぜ「低糖質生活」を始めたのか?
4年前に3か月だけやった「低糖質生活」
なぜ、「しょうしょう」はこんなつらいことをしたのでしょうか?
はっきり覚えてないのですが、とりあえず思い出したことを書いてみます。
- 糖尿病に正式に認定された(HbA1cが軽く6.0を超え、8.0まで上昇した)
- 35歳という若さだったので、長生きしたい欲求が強かった
- 「糖質制限」を全く知らず、興味をそそられた
- 体質改善以上に痩せてスリムになりたかった
- 日頃の営業活動で話題が欲しかった
色付きの部分でもわかるように、まだ若かったんでしょうね…。自分自身のことよりも、人の目を気にしていたんです。
正直あの頃はまだ、それほど強い糖尿病の薬を飲んでなかったし、今ほどの危機感は無かったんだと思います。
だから一定の期間で成果が出たから、すぐに安心して元の「糖質天国生活」に逆戻りしたんですね。よくありがちなパターンです。
体(健康)の事を真剣に考えて「低糖質生活」をしなければ、本当の体質改善なんてできないんです!!
「第一次低糖質生活」~糖質計算~
動機はさておき、私の「第一次低糖質生活」はどんなものだったのか?
先日、家の片づけをしてると、当時の「食事管理ノート」が出てきました!
毎食食べたものをノートに書き、糖質とカロリーを日記につける。
1週間、1か月と、摂取した糖質とカロリーのアベレージをとる。
とてもめんどくさかったのを覚えています。
どれだけの糖質とカロリーを摂取し、適度な運動をたら、体重やHbA1cをはじめとする血液数値が変化するのか?そんなことに興味があったんです。
「適度な運動と食事管理をしてください」 お医者さまによく言われますよね・・
そうは言うけど、じゃあどの程度やればいいのか?
「しょうしょう」はなるべく努力せず楽したいと、今でも思っています。(ダメ人間)
ともあれ、「やらなきゃ意味ないよ!」の精神で、とりあえず目標を決めて、まじめにやってみました!目標はこんな感じです。
・糖 質
⇒ 1日3食あわせて100ℊ
・カロリー摂取量
⇒ 1日3食で1,800Kcal
・運 動
⇒ 3㎞のジョギングを週5日
5年前につけていた「食事管理ノート」
始めた当初は、糖質ハンドブックをみながら、まじめにやってました。
でも、少しすると計算が雑に・・・
「“だいたい”でいいやー」と近似値をとるようになりました。でもこれでいいんです!!
糖質を小数点まで計算するのはめんどくさいし、食材や食品の個体差もあるだろうし、糖質の小数点はあんまり意味がないと個人的に思います。
「しょうしょう」は5g区切りで管理する感じでもいいのではないかと考えています。
(例)糖質1.5 ⇒ 糖質ゼロ
(例)糖質7.0 ⇒ 糖質5.0
(例)糖質18.5 ⇒ 糖質20.0
こんな具合にざっくりやると、日々の計算が楽になるのは自明の理。
毎日やるからこそ、無理ない範囲が最適だと思います。
きちんと細かく管理するよりも、続けることが優先事項ですからね。
「第一次低糖質生活」 日々の生活
それでは、糖質制限中の生活はどうだったのか?
これも覚えている限り書きます。
「低糖質生活」を始める前との変化はご覧の通り。
- 価格より、成分表示を気にするようになった
- 糖質が低い食品を見つけると嬉しかった
- 飲食店で「ご飯小盛り」で頼むことが多くなった
- 低糖質メニューがある飲食店に行くようになった
- 居酒屋で糖質の高いメニューを頼まなくなった
- 飲んだ後のコンビニ立ち寄りがなくなった
- ローソンを探し求めるようになった
- ビールと日本酒をやめてハイボールにした
- 低糖質の常備菜を作るようになった
- ゴルフ場のレストランに低糖質食品を持参するようになった
コンビニでの買い食い大好き! お菓子大好き! お米大好き! お酒大好き! 寝る前のおにぎりやラーメンが大好き! カレー大好き! かつ丼・牛丼大好き!
とりあえず炭水化物のことを語りだすと止まりません! 炭水化物大好き!
とりあえず3か月続いたのは、本当に奇跡的なことだと思います。
3か月のアベレージをご報告しておきます。
糖質が95g・カロリー2,100Kcalでした。
「第一次低糖質生活」 体の変化
「低糖質生活」を続けて2か月後。
HbA1cをはじめとする血液数値は軒並み正常値に近づきました。
糖尿病数値(HbA1c、血糖値)はもちろん、中性脂肪、コレステロール、肝機能数値(ɤGDP、GOT)も、ビックリするほど改善し、私はもちろんですが、主治医も驚いていました。
そして3か月後には、 HbA1c は6.1まで改善し、とりあえず一安心しました。
※今思えば、血液数値のエビデンスも残しておけばよかったです…。
そして、一番実感したのは体の軽さです。健康になった感じがして毎日が充実していました。体重も5㎏ほど減ったのもあり、足取りも軽やかでした。
血液数値が悪いときは毎日、二日酔いの時のような倦怠感を感じてました。すっきり頭が晴れない、目がぱっちり開かないというか、肩になにかがのっかっているような感じでした。
「糖質制限」は近年、ダイエットのツールとしてもてはやされていますが、もともとは糖尿病治療から生まれたもの。
「糖質制限は危ない」など様々な意見がありますが、「しょうしょう」は適度な「糖質制限」は健康維持のためにも必要だと思います。
いずれにしても、糖質のとりすぎは体に良くないということです。
「第一次糖質制限生活」 結末
こうして、一定の成果をあげた「しょうしょう」の「第一次低糖質生活」
しかしながら、“良い時代”は長く続くことはありませんでした…。だって、「炭水化物が大好き」なんですから!
「ちょっとくらい、糖質35gあるポテトチップス食べてもいいか!」
「糖質20gないから、寝る前にガリガリ君を食べて寝てもいいや!」
「ハイボールでなはなく、たまには糖質10gのビールを飲んでもいいか!」
「今日は朝、低糖質パンで我慢したから、昼は糖質120gのかつ丼を食べよう!」
「せっかくの旅行なんだから、1日500gまで糖質OK!」
こうして脆くも「低糖質生活」は終わりを告げ、糖尿病薬に新薬(強めの薬)が登場したこともあり、その力を借りて楽して抑え込む、あまりよくない方向に向かい始めたのです。
そして半年前には、気が付けば糖質を気にするようなことは、ほとんどなくなっていました。それどころか、この世で一番大好きなお米を1日3合近く食べるような悪癖も復活してしまいました。
<21年6月末> HbA1c 8.4
<21年8月末> HbA1c 9.4
もう、後戻りできない数値になってしまいました…。
「第一低糖質生活」で学んだこと
「しょうしょう」にとって、「低糖質生活」の体験はとても良い経験となりました。分かったこと、良かったこと、反省したこと、いろいろあります。
「第二次低糖質生活」をより良いものにできるよう、以下の通り総括いたします。
- 糖質を中心に食事管理をする
⇒ カロリーはさほど気にする必要はない - 無理な糖質制限は続かない
⇒ 100g(1食約30g)でもしんどい - 自分にあった糖質設定をする
⇒ 美味しいもの(炭水化物)もたまには食べられるようにする - 日常に支障をきたさないようにする
⇒ できるだけ手を抜ける「低糖質食品」を活用する - 低糖質貧乏にならないように気を付ける
⇒ 低糖質食品はコストが高い。適度に自炊もする - ブログを通して糖質管理を行う
⇒ アウトプットすることで自己管理ができる
こんなところでしょうか??
この記事の中でご紹介した以外にも、「おならが出やすくなった」とか、「低血糖でふらふらした」とか、いろんな小ネタはあるのですが、機会があればご紹介をさせていただきますね。
「第二次低糖質生活」 目標設定
「第一次低糖質生活」の反省を生かして、「第二回低糖質生活」の目標を以下の通り設定します。とにかく頑張ります!
- 糖 質 ⇒ 150g(1日)
- カロリー ⇒ 2,100Kcal(1日)
- HbA1c ⇒ 3か月後に6.5
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